ESCOエスコ・省エネ設備のトータルコンサルティング
スリーベネフィッツ

トピックス

トピックス記事

LED 省エネ

LED照明導入のメリットとは?デメリットも含めてわかる省エネ・コスト削減効果

〜中小企業の経営者・管理者が知っておくべき省エネ・コスト削減効果〜

LED照明導入のメリットとはの画像

はじめに

2027年末までに蛍光灯の製造・輸出入が全面禁止されることが決定し、LED照明への切り替えは避けられない状況となっています。これは、「水銀に関する水俣条約」に基づく国際的な規制であり、環境保護と省エネルギーの観点から進められています。
本記事では、中小企業の経営者・管理者の皆様に向けて、LED照明導入の具体的なメリットを、信頼できるデータに基づいてご紹介します。電気代削減、CO2排出量削減、長寿命による交換頻度の低減など、経営に直結するメリットを詳しく解説していきます。

1. LED照明導入の省エネ効果|消費電力を大幅に削減できる理由

1-1. LED照明の省エネ効果とは?蛍光灯・白熱電球との消費電力比較

LED照明は従来の照明と比較して、圧倒的な省エネ性能を発揮します。環境省によると、蛍光灯をLED照明に交換することで、年間消費電力量で約50%の省エネが実現できるとされています。

一般電球やボール電球を電球型LEDランプに交換した場合は、さらに効果が高く、約86%もの省エネが期待できます。

【照明種類別の消費電力比較】

照明の種類消費電力消費電力寿命
白熱電球(60W相当)54W約6倍 約1,000時間
蛍光灯(40W型)42W約2〜3倍約12,000時間
LEDダウンライト(白熱球60W相当)7W基準約40,000時間
LED(蛍光灯40W相当)13W基準約40,000時間
出典:経済産業省資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報」、環境省「あかり未来計画」

2. 電気代削減効果とコストメリット|LED照明導入でどれだけ削減できる?

2-1. LED照明導入による電気代削減の目安と考え方

LED照明への切り替えは、直接的な電気代削減につながります。大塚商会のデータによると、直管形LEDランプを導入することで、電気代は約71%削減できると試算されています。

【オフィス規模別の電気代削減シミュレーション】
蛍光灯100本をLEDに交換した場合
(年間点灯時間3,000時間、電気料金単価31円/kWh):
• 従来の蛍光灯(年間電気代) :約390,600円
• LED照明(年間電気代)   :約117,180円
年間削減額 :約273,420円(削減率約70%)

3. 初期費用はデメリット?LED照明導入の回収期間と考え方

3-1. LED照明導入の初期費用がデメリットと言われる理由

LED照明導入において、デメリットとして認識されやすいのが、導入時にまとまった初期費用が必要になる点です。これは、単に照明器具を交換するだけでなく、いくつかの費用項目が同時に発生するためです。

具体的には、LED照明器具本体の購入費用に加え、既存照明の撤去や新しい照明の設置にかかる工事費用が発生します。施設の状況によっては、安定器の撤去や配線工事、天井の加工などが必要になるケースもあり、工事内容によって費用に幅が出ることがあります。

また、オフィスや工場、店舗などで照明台数が多い場合は、更新対象が一度に増えることで総額が大きくなりやすい点も特徴です。このように、LED照明導入では複数の費用が重なるため、導入時の支出が目立ちやすく、初期費用がデメリットとして意識されやすくなります。

3-2. 初期投資は補助金活用で回収できるケースが多い理由

経済産業省の資料によると、白熱電球とLED電球のランニングコストを比較した場合、約9ヶ月(1,500時間)でコストが逆転することが示されています。初期費用は高くても、長期的にはLEDの方が大幅にコストを抑えられます。

補助金を活用した場合は、投資回収期間をさらに短縮できます。例えば、総投資額460万円に対し、LED単独導入の場合は約4年3ヶ月、補助金活用の場合は約2年10ヶ月で回収が可能です。
この初期投資の回収期間は補助金を活用することでさらに短縮することも可能です。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

4. CO2削減効果と環境への貢献|企業価値向上につながる理由

4-1. LED照明のCO2削減効果とは?削減率と算定の考え方

LED照明は省エネ効果が高いため、CO2排出量の削減にも大きく貢献します。
40形蛍光灯(安定器込み42W)の場合、LED照明化により約70%のCO2排出量削減が可能とされています。
具体的には、40,000時間(24時間・365日点灯で約4年半)あたり1,096kgのCO2削減効果があります。これは、50年生育のスギの木約78本分の吸収量に相当します。

4-2. CO2削減が企業価値向上につながる理由

LED照明の導入は、以下の点で企業価値の向上につながります。

  1. SDGsへの貢献:目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」への取り組みとして評価
  2. ESG投資の対象:環境配慮型経営への評価向上
  3. 取引先からの信頼:サプライチェーン全体での環境対応が求められる時代への対応
  4. 社会的信頼の獲得:環境に配慮した企業としてのブランディング

5. 長寿命によるメリット|交換頻度とメンテナンスコストの削減

5-1. 交換頻度の大幅削減で減らせるコスト

LED照明の寿命は約40,000時間で、これは1日10時間の使用で計算すると約10年以上交換不要となります。
蛍光灯の寿命6,000〜12,000時間と比較すると、約4倍以上の長寿命です。

これにより得られるメリット:

  • 交換作業にかかる人件費・工賃の削減
  • 高所作業の頻度低減による安全性の向上
  • 在庫管理の手間削減
  • 廃棄物の削減による環境負荷軽減

6. その他のメリット|LED照明導入で得られる付加価値

6-1. 発熱量の低減で空調負荷も下げられる

LED照明は発熱量が白熱電球や蛍光灯に比べて大幅に少ないため、室内温度の上昇を抑えられます。これにより夏場の空調費用の削減効果も期待できます。

6-2. 即時点灯・即時消灯でムダな電力を抑えやすい

LED照明はスイッチを入れた瞬間に100%の明るさで点灯し、消灯も瞬時に行われます。
水銀灯のように点灯に時間がかかることがないため、こまめな消灯による節電が容易になります。

6-3. 紫外線・赤外線が少なく商品劣化や虫対策にも有利

LED照明は紫外線や赤外線の放出が少ないため、商品の日焼けや劣化を防止できます。
また、虫が寄りにくいという特性もあり、小売店や飲食店などでの導入メリットが高くなっています。

6-4. 廃棄処理がしやすい理由と環境面での利点

蛍光灯には水銀が含まれており、廃棄時には適正な処理が必要ですが、LED照明には水銀・鉛・カドミウムなどの有害物質が含まれていないため、廃棄処理が容易です。

まとめ:今すぐLED照明への切り替えを検討すべき理由

2027年末の蛍光灯製造終了に向けて、LED照明への切り替えは「すべきかどうか」ではなく「いつするか」という問題になっています。

LED照明導入の主なメリットまとめ:

  1. 消費電力50〜86%削減による省エネ効果
  2. 電気代約70%削減によるコスト削減
  3. CO2排出量約70%削減による環境貢献
  4. 約40,000時間の長寿命によるメンテナンス削減
  5. その他多数の付随メリット(発熱低減、即時点灯など)

早期に導入することで、電気代削減効果を長く享受でき、2027年直前の駆け込み需要による価格高騰や工事業者の予約困難といったリスクも回避できます。
詳しくは当社のLED工事サービスページをご覧いただき、お早めの導入をご検討ください。

また、補助金・助成金を活用すれば、初期投資の負担を大幅に軽減できます。
補助金の活用も含めたLED工事にも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。


LED工事などの省エネに関する取り組みについて、不明なことや不安なことがあればいつでもスリーベネフィッツにご相談ください。

スリーベネフィッツ株式会社では、LED照明の補助金申請もサポートしています。お客様にとって適切な補助金の選定から難しい申請業務まで、ワンストップで対応可能です。

また、LED工事だけでなく空調工事なども行っているため、省エネに関するご相談から打ち手の検討・実行まで一貫したサービスの提供も可能となっております。

事業規模や目的に最適な補助金の選定、申請手続きや省エネ効果の計算や実績報告の作成など、きめ細かなサポートをご希望の事業者様は、ぜひスリーベネフィッツ株式会社までぜひお気軽にご相談ください。

省エネ関連として、LED照明だけではなく空調設備の導入から補助金申請などのサポートも可能です。自社設備の導入・更新の際には補助金を活用し、コスト削減を実現させましょう。

〈こちらもcheck!:空調設備・業務用エアコンの補助金情報まとめ【2025年最新版】